• 2021.04.20

エレベーターは、人が移動するときに必要な機械装置です。
特に高層ビルでは欠かせないもので、近年では速度のあるエレベーターも登場するなど
さまざまな技術開発がおこなわれています。

エレベーターには、いくつかのパーツによって構成されていて
「動力」「駆動方式」「構造」は装置によってひとつひとつ異なっています。

【動力】
代表的なエレベーターの動力は、電動モーターを用いたものです。
なかには、油圧を用いたものもあります。
昔は蒸気機関や内燃機関が使用されていたこともあるそうです。

【駆動方式】
カウンターウェイトを利用するもので、「ロープ式」と「油圧式」があります。
主流は「ロープ式」となっていますが
低層階用のエレベーターでは
「油圧式」が採用されているものもあります。
また、次世代の駆動方式として「リニアモーター式」や
環境にやさしい「水圧式」なども開発されています。


子供からお年寄りまで、さまざまな人が乗り降りするエレベーターは
多くの人を運ぶために大きな駆動力が必要です。
また、高い建物のなかを上下に高速移動するため、安全性の確保は重要な課題です。

エレベーターの安全については、建築基準法により細かな規定があります。
たとえば、扉が閉まっていない場合は、動作しない設定にしなくてはなりません。
定位置にいない場合も、扉が開かないようにしなければなりません。

また、ロープ式では通常3本以上のロープが用いられ
万が一切れても、非常停止装置でカゴが落下しないようになっていたりして
日本で製造されるエレベーターは、世界的な基準よりも
厳しい安全性が課せられているといわれています。

愛知県名古屋市を拠点とする「株式会社とうかい」では
エレベーターの据付工事、メンテナンス業務を行っております。
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